オフコース時代の名曲が数多く披露された
小田和正「君住む街へ」2016ツアー。
I LOVE YOUに続き,これまたオフコース時代の
ヒット曲が続きました。
Yes-Noです。
オリジナル曲は,イントロがG♯mで始まり,
その後Amに半音転調しますよね。
1982年の武道館コンサートでは
(それ以前のライブもそうでしたけど)
キーが半音落とされて演奏されています。
Gm→G♯mという感じ。
で,小田さんのソロバージョンは,
イントロからラストまで一貫して
Gmで歌われています。
今回のライブもそうでした。
ストリングスも交えたアレンジなので
今流の小田さんらしい柔らかく繊細な
音色を楽しめましたよ。
ちなみに,タイトルのYes-Noは
小田さん自身が
「空から舞い降りてきた」
と言っておられましたね。
(「風のようにうたが流れていた」DVDより)
ちょうど,この曲のタイトルを考えていた時
NHKの「若い広場」という番組に出演し,
「番組の収録が終わるまでにタイトルを
決めて連絡しないと,レコードジャケットの
印刷が間に合わない」
とレコード会社に言われていたんだとか。
そこで,紙と鉛筆をもって収録に行き,
暇を見て考えていたそうです(笑)。
どの曲でもそうですが,小田さんはタイトルに
とてもこだわりを持っておられるようです。
タイトルを歌詞の中から
抜き出すことはしたくない。
歌詞を飛び越えていかなくちゃ
だめなんだ!!
という気持ちで「冷や汗の賜物」として
空から舞い降りて来たのがYes-Noだった
わけです。
Yes-Noに限りませんが,オフコース時代から
歌い続けられている曲は,きっと小田さん自身も
お気に入りなのかなー,なんて思います。
あと,面白かったのが
「ああ~ 時は~」
のパートでの手拍子です。
お決まりの
「タン♪スタタン♪」
という手拍子が起きましたが,
小田さん自身はオフコース時代に
この手拍子がかなり気に入らなかった
ようです(笑)。
「芸をやらされているお猿さんのような
気持ちになるから」
というのがその理由。
(これも「風のようにうたが流れていた」で
小田さん自身が語っています)
そんなわけで,私はふつうに
「タン♪タン♪タン♪タン♪」
と手拍子してました。
そんなことを思い出しながら聴いていました^^
「風のようにうたが流れていた」は,小田さん自身が
どんな音楽を好きになりどんな歩みを振り返る形で
収録されたものです。
「雨には栄」などの邦楽や「Jane Jane」などの
洋楽も多数演奏されています。
もちろん,Yes-Noを含むオフコース時代の曲も
たくさん聴けますよ!
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私は確かアマゾンで買ったと思います。
もう10年近く前なので忘れましたけど(笑)。
小田さんの「君住む街へ」別府のセットリストは
こちらから開けます
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