妊娠すると便秘になる!
という方もいらっしゃいます。
便秘になる原因として考えられているのは,
プロゲステロンというホルモンの働き。
妊娠によりこれが分泌されることで,
全身の筋肉がリラックスした状態になります。
これが,腸の蠕動運動にも影響するのです。
そのため食べ物の消化速度が遅くなり,便秘につながります。
また,水分不足はもちろん便秘のもとです。
さらにはIBS(過敏性大腸症候群)を患っていると,
便秘に悩まされる可能性が高くなります。
私の妻は,妊娠前から便秘気味だったり,下痢になったりを
繰り返していました。これは,妊娠前から患っている
過敏性大腸症候群によるものだと思います。
便秘解消につながる
・水分をこまめに補給する
・手作りのフルーツジュースを毎日作る
(スーパーで売っているパックされたジュースは
砂糖をたくさん含んでいるのでお勧めではありません)
・朝,温かいお茶を飲んで腸の蠕動運動を促す
・オートミールを食べる
・フルーツや野菜をたくさん摂り,食物繊維を体内に入れる
(昼食や夕食時に,サラダを食べましょう)
・食間に何かを食べたい場合は,手作りスムージーを飲む
妊娠中期になったら,適度な運動も便秘解消の助けになります。
これは,出産に向けて体調を整えるのにも役立ちますよ。
しかし,こうしたことを実践しても便秘が改善しない場合は,
迷わずかかりつけのお医者さんに相談です。
もともと,女性は男性よりも便秘になりやすいと言われています。
これは,腸の蠕動運動と関連がある脳内物質
「セロトニン」の量が関係しています。
セロトニンは,必須アミノ酸とビタミンB6から合成されるのですが,
女性は男性の半分程度しか体内で合成されないことが分かっています。
ですから,妊娠していなくても便秘に悩む女性が多いんです。
セロトニンの材料は,ニンジンに多く含まれています。
手作りでジュースを作って飲むときに,うちでは
リンゴとニンジンを一緒に使っています。
これには,セロトニンとなる材料を摂り入れやすくする,
というメリットもあるんですよ。
リンゴとニンジンを使ったジュースについては,
こちらの記事をご覧ください
↓↓
コメント