車を持っていたら,定期的に行ったほうがいいこと。
そのひとつが,タイヤのローテーションです。
でも,カーディーラーで作業をお願いすると,
大体2,000円はかかります。
(以前乗っていたラパンをディーラーで
ローテーションしたら2,000円かかりました)
2,000円はバカにならない金額なので,
それ以降は自分でやってます。
そしたらタダになりますからね。
2,000円あったら,ガソリンを15リットルは給油できます。
家計の節約につながる情報なので
ブログでシェアしますね^^
タイヤのローテーションとは
ローテーションとは,前後輪を均等に減らして
まんべんなく使い切るための作業です。
細かい話は省きますが,タイヤは前輪と後輪で
減り方が違います。
最近の車は,ほとんどがFF(前輪駆動)車です。
ですから,エンジンの力が直接かかる
前輪の減りが早いんです。
ローテーションせずに走り続けていると,
いつの間にか前輪の溝がなくなってた・・・
なんてことにもなります。
かといって,ローテーションの度に2,000円以上
お金をかけるのも,正直もったいない。
それなら自分でやってしまおう!
という方向けに記事を書きます。
(もちろん,経済的に余裕があれば,
ディーラーとかカーショップで作業
してもらう方が楽ですよ)
ローテーションの頻度と方法
大体ですが,5,000キロごとにローテーションするか,
目視で前輪と後輪の溝の差が明らかになってきたら
ローテーションするのがいいです。
ローテーションの方法は至ってシンプルです。
自分でローテーションする場合は,
車載工具(ジャッキ)とレンチ,
スペアタイヤがあればOKです。
大抵は,トランクスペースの下に
タイヤやジャッキが入ってます。
(あ,最近はスペアタイヤがない車も
ありますから,その場合はこの記事の
方法は使えません。あしからず)
あとは,軍手があると作業しやすいですよ。
私は自宅駐車場で作業するので,
スペアタイヤを使い,タイヤを1つずつ
順繰りに交換していく方法を取っています。
作業を始める前に,必ずサイドブレーキを引き,
オートマチック車は「パーキング」に,
マニュアル車は1速かバックギアに入れておきましょう。
私はいつも,左後輪から作業を開始します。
(1)ジャッキアップポイントに正しくジャッキをかける。
(2)車体が少し浮いたら,レンチでナットを緩める。
(3)さらにジャッキを上げ,タイヤを完全に浮かせる。
(4)タイヤが浮いたらナットをすべて取り外す。
(5)スペアタイヤを装着し,ナットを締めてジャッキを降ろす。
(6)外した左後輪を右前輪へ持って行く。
(7)上記の(1)から(4)の手順で右前輪を外す。
(8)外してきた左後輪を右前輪へ装着する。
(9)外した右前輪を右後輪へ持って行く。
(10)上記の(1)から(4)の手順で右後輪を外す。
(11)外してきた右前輪を右後輪へ装着する。
(12)外した右後輪を左前輪へ持って行く。
(13)上記の(1)から(4)の手順で左前輪を外す。
(14)外してきた右後輪を左前輪へ装着する。
(15)外した左前輪を左後輪へ持って行く。
(16)上記の(1)から(4)の手順で左後輪(スペアタイヤ)を外す。
(17)外してきた左前輪を左後輪へ装着する。
これはFF(前輪駆動)車の作業例です。
お持ちの車が4駆だったりFR(後輪駆動)車だったり
する場合は,タイヤの入れ替え位置が異なります。
このサイトが参考になりますので,
よろしければどうぞ
↓↓
ナットの締め付け方
簡単そうで難しいのが,タイヤを固定するナットの締め付け方。
まず,ナットを緩めるときと締めるときには
「対角線状に作業する」
ことが基本です。
締め付ける力(トルク)は,
車の取扱説明書に書いてあります。
力任せにナットを締め上げるのは
おススメではないので,
こんなアイテムがあるといいかも
↓↓
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トルク管理ができるクロスレンチ!
私,この発想はなかったです(笑)。
しかし,値段がどうしても張るので,
「絶対に自分でローテーションする!!」
という場合でないとあまり買う意味は
ないかもしれません。
ホイールキャップの外し方
トヨタ車をはじめ,大抵の車のホイールキャップは
単純なはめ込み式です。
(ホンダ車は例外で,ナットと一緒に締めこまれてます)
はめ込み式のホイールキャップは,
マイナスドライバー1本ですぐに外せます。
ホイールキャップを外すときは,
無理してこじらないように
気をつけてください。
大抵のホイールキャップは樹脂製なので,
下手にこじるとヒビを入れてしまいます。
樹脂の薄いところではなく,厚いところに
ドライバーを差し込んで手前に引くと
外れやすいです。
また,装着するときは,空気バルブの位置を
先に決めてから一気にはめ込むようにしてください。
空気バルブのことを忘れてはめ込んでしまうと,
二度手間になってしまいますから。
(経験者は語る・笑)
ローテーションを自分でするメリットとデメリット
ローテーションを自分で行うメリット。
それは,なんといっても出費が抑えられること!
これに尽きます。
慣れてしまえば,独りでゆっくり作業しても
30分かからないですよ。
心配なのはやはり,ナットの締め付け
トルクだと思います。
トルクレンチを使うのが一番確実ですが,
成人男性が作業する場合は,締め上げすぎず
キュッと力をかける程度で十分です。
そんないい加減な方法ではだめだ!
と思われる場合は,迷わずショップへ
持ち込むことをお勧めします。
すべては自己責任で行うことなので。
私はこの10年,自分で何度もローテーションを
してきましたが,タイヤが外れたりねじが
ダメになったりしたことは一度もありません。
ローテーションを自分で行うデメリットは,
時間とある程度の知識がない方には難しいこと。
あと,スペアタイヤがないとダメなこと。
最後に,暑い時期にやるとくたびれることです(笑)。
この記事がどなたかの参考になればうれしいです^^
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