母乳育児をする場合,
母乳の味が食べ物によって変わったり,
赤ちゃんの胃腸の状態を左右したりします。
今回は,そんな体験談をまとめてみます。
「食べ物と母乳は関係ない」と言う人もいるけど・・・
お母さんが食べるものと母乳は関係ないから
心配しないでもいいよって言う人もいましたが,
結果からするとそうじゃないみたいですね。
よく考えたら,食べ物は体の中で血液に変わります。
そして,その血液が体を構成するすべてのものに
変化していくわけですから,当然ながら母乳にも
なにがしか影響するって考えた方がよさそうです。
こんなできごとがきっかけでした
母乳と食べ物の深い関係に気づいたのは,
妻が病院から家に帰ってきて,久しぶりに
牛乳を飲んだときのこと。
その日,娘の様子を観察していたら,
昨日までとは違うことに気づいたんです。
それは,おなかにガスが溜まって苦しそうにしていたこと。
大人の場合は,いろんな食べ物を食べますから
どれが原因か特定には苦労するかもしれませんが,
赤ちゃんの場合は母乳しか飲んでいないため,
変わったものと言えばこれしかありません。
そこで,妻は思い出したように言いました。
「そういえば,病院の朝食で出された牛乳を飲んだ後,
自分もおなかにガスが溜まったんだった」
病院では,小さな紙パックひとつだけの牛乳でしたが,
家ではそれ以上飲んでいたはずです。
そして,その日に娘のお腹もぽんぽこになってしまい,
けっこう泣き続けていましたね。
それと,カレーを作って食べたときのこと。
妻が,ポンプを使って搾乳しておいたものを温め,
温度を確かめるついでに味見したらしいんです。
そしたら
「めちゃくちゃ苦かった」
と言ってました(笑)。
そうか,カレーの味が母乳にも混ざりましたか。
赤ちゃんのお腹がはった時はどうしたらいい?
そんなわけで,その日はかなりの時間を割いて
娘のガス抜きをしました(笑)。
基本は,おなかで大きく「の」の字を書くマッサージ。
続いて,げっぷをしっかり出してげること。
赤ちゃんは苦しいとずっと泣き続けます。
そうすると,それがさらに空気を溜めこむ
原因になるようなんです。
そして,赤ちゃんの体勢をいろいろと変えてあげると
どれが楽になるか分かるようになります。
頭を高くして横にしてみてだめなら,
げっぷをさせるときのように肩に当ててみる。
それもいやがるようになったら,
首をしっかり支えつつ体をまっすぐから
前に40度くらい傾けてだっこ。
首が座ってないうちは,必ず赤ちゃんの体を
前に傾け,頭がぐいんって後ろに来ないように
してくださいね。
あとは,腕の上に赤ちゃんがうつぶせに
なるようにして抱っこし,
空いている手で背中をトントンしてあげます。
新生児はON・OFFでしか伝えられない
新生児は,泣くか泣かないかでしか
私たち大人に気持ちを伝えられません。
・おなかがすいているのか
・おむつが汚れたのか
・暑いのか寒いのか
・げっぷが溜まって苦しいのか
・ガスが溜まって苦しいのか
これらを状況を見て見分けてあげないといけません。
泣き方は最初は全部同じに聞こえますが,
数週間も面倒見ていたら,
微妙な違いが分かるようになってきます。
うちの場合は,寒さを感じたときの泣き方が
ガラッと変わりますし,おなかがすいたときは
何をやっても収まらず,すごい泣き方をします(笑)。
こういう時期は永遠に続くように思えてしまいますが,
あっという間に過ぎていきます。
最初の数ヶ月は夫婦のチームワークが試されますが,
我が家は娘が生まれてから,夫婦で一致協力する
機会がむしろ増えました。
子育てって,毎日いろんな発見(や事件)があって
波乱万丈ですよ!
何があっても,楽しみながら育てるのが一番ですね^^
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