内診が終わり,いよいよ陣痛室へ移動して待機することに。
この,陣痛室で待っている時間が一番長かったのですが
そんなことを感じさせないほどの経験でした。
出産時の入院手続きに必要なもの
出産のために病院へ行く際は,母子手帳だけは
絶対に忘れないようにしましょう。
後のものは,入院後に取りに帰るなりなんなりすれば
どうにでもなりますので。
ただ,私が思ったのは,印鑑は念のため
2本持っておいた方がよかったな~
ということです。
病院によって違いがあると思いますが,
私たちがかかっていた病院では入院時に
「生計を別にする保証人」について
書いた紙を提出する必要がありました。
妻用の印鑑は持ち歩いていたのですが,
保証人用の印鑑は持ってなかったので,
後日別の印鑑を持参して押すことになりました。
まぁ,細かいことなので別にいいのですが(笑)
どなたかのご参考になれば。
陣痛室での苦闘
妻が陣痛室へ移動したのが,ちょうど午前11時。
出産の際には,陣痛室で陣痛の間隔が短くなるのを待ち,
いよいよ生まれるという段階になったら,すぐ隣の
分娩室へ歩いて移動します。
分娩室へ移ったのが午後3時15分ですから,
4時間ちょっといたことになります。
でも,4時間なんて感じさせないほどあっという間でした。
30分に一回くらい,担当の助産師さんが来て
子宮口の様子や赤ちゃんの頭がどれくらい
降りてきてるかをチェックしてくれるのですが
妻にとってはこれほど長く激痛を味わった
経験がなかったので大変でした。
子宮口が5センチ開いた時点で
「痛くてもう無理」
と言っていましたから。
(でも,10センチ開かないと分娩室へ移動できない)
午後1時30分ごろになって(陣痛室に来てから2時間半後),
ようやく「6センチ開いてますよ,頭も降りてきてます」
と言われました。
それに加えて,「プーを押し出すような感じ」
(プーが何かはご想像にお任せします)
も出てくるようになりました。
この感覚が出てきたら,本当に出産が近いです。
でも,私より100倍は痛みに我慢強い妻が
「イタイーーー!!」
“I can’t any more!!”
“Не можам!!“(I can’t!の意味です)
と,日本語・英語・マケドニア語で叫ぶ叫ぶ。
男性の私には想像もできない痛みです・・・。
しまいには,あまりの痛みに耐えかねて
「痛み止めないですか?」
と助産師さんに聞くほど。
でも,助産師さんはあっさり
「痛み止めですか?ないですね~」
とお返事。
陣痛の時間が長くなるにつれ,
疲労の度合いも色濃くなってきます。
出産時にはストローを使った水分補給がおススメ!
何か食べるのはすでに無理な状況だったので,
家から持ってきていた水筒の水を定期的に
飲ませるようにしました。
でも,水筒を普通に飲むこともできないほどつらいので,
ストローを助産師さんからもらって飲ませましたよ。
これ,両親学級のときに事前に聞いていたとおりでした。
病院にストローがあるかどうかを事前に聞いておくと
いいと思いますよ。なかったら忘れずに持参しましょう。
あとは,ウィダーインゼリーみたいなものを使って
手軽に糖分補給できるようにもしておくと
いいかもしれません。
うちも,ウィダーインゼリーもどきを4パック
買って行ってたんですけど,妻は水を飲むのが
精いっぱいだったため,私が1パック飲みました(笑)。
でも,ご主人が出産に立ち会う場合は,いつどうなるか
分からないので,長期戦になることも覚悟して
手軽に栄養補給できるものを持っとくといいですよ。
次の記事では,分娩室でのドラマをまとめます
↓↓
コメント