エアコンはつけっぱなしの方がいいのか?

目安時間:約 8分

今年は異常な暑さが続いていますね。

 

我が家でも,あまりの暑さに耐えられず今年は思い切って

エアコンを家に付けました。

 

妻が妊娠中だってこともあって,エアコンがないと命に関わる暑さだったので。

 

最近の話題で「エアコンをつけっぱなしにした方が得」

なんてことを見聞きすることがありますが,実際には

どうなんでしょうね。

 

私なりの考えをまとめてみました。

 

そもそも電気代の仕組みって?

今年(2016年)から,電気の小売りが自由化されたこともあって,

電力会社を自由に選べるようになってきています。

 

我が家は今のところ九州電力のままですが,電気代の仕組みを

ざっくりおさらいしてみましょう。

 

話をシンプルにするために,ここでは一般家庭でよく使われている

「従量電灯B」というプランで説明します。

 

 

電気代は,使えば使うほどお得になる・・・

ことはなく,逆に使えば使うほど高くなります。

 

 

具体的に言うと,電気代って1キロワットアワー(1kWh)当たり

いくらっていう数え方をするのですが,120kWhまでの単価と,

120kWhから300kWhまでの単価,さらに300kWh以上の単価が

変わってくるんです。

 

細かい単価は,ちょこちょこ見直しが行われるので一概には言えませんが,

おおざっぱに言うと1kWh当たり25円くらいとして計算しておくと

大体の値段が予想できます。

我が家の電気代

我が家は普段から極力電気を使わないようにしていますので,

エアコンを動かさない時期は,1か月でおよそ120kWhしか

使いません。

 

1日当たり4kWh使うとして,1か月30日とすると,ちょうど120kWh。

 

 

わが家の照明は全部LEDに交換し(お風呂とトイレと玄関を除く),

TVはほとんど見ず,夜寝るときはWi-Fiや光電話のルータの電源を

全部落としてます。

 

その甲斐あって,毎月の電気代は3,000円弱です。

 

 

しかし,この夏はエアコンを使っているので,1日当たり7.5kWhは

使っています(電気のメータを見て計算すればすぐ分かる)。

 

この調子でいくと,今月の電気代は7,000円くらいになりそうです。

しかし,背に腹は代えられません。猛暑で体調を崩しては元も子もないですから。

エアコンをつけっぱなしにした場合とそうでない場合の比較

エアコンをつけっぱなしにしたほうが得なのかどうかですが,

一概にそうとは言えません。

 

なぜなら,家ごとにエアコンの機種も違いますし,もっというと

電力会社ごとに単価も微妙に違うから比較しようがないんです。

 

 

少なくとも我が家でちょいと実験してみた結果,24時間つけっぱなしに

した場合は,そうでない場合より電気代が上がりました。

 

うちのエアコンの使い方ですが,機種は富士通のAS-R40F-W。

アパートの最上階のリビングに付けて使っています。

 

大体,朝の9時過ぎから夜の1時過ぎまで動かしているので,

毎日の稼働時間は約16時間となります。

 

 

数時間出かけるときは迷わず電源OFFしますが,30分程度のちょっとした

買い物くらいだったらつけっぱなしにしています。

 

(センサのおかげで,人がいない時は勝手に省エネ運転してくれる)

 

エアコンの設定温度は28.5度または29度と,超控えめ。

これに,扇風機を組み合わせて部屋を冷やしてます。

 

 

こういう使い方をすることで,1日当たりの電力量は平均7.5kWhです。

 

エアコンを付けないときに比べて1.875倍になっていますが,

これは想定内です。

 

 

何度か,夜通しエアコンをつけて電力量を測ってみましたが,

そうすると1日当たり8kWhを軽く超えてしまいました。

 

となると,24時間連続運転したら当然ながら電気代は上がることになります。

ダイキンもつけっぱなしがいいのか実験してみたらしい

有名なエアコンメーカの「ダイキン」も,エアコンをつけっぱなしにしたら

どうなるのかっていう実験をしています。

 

その結果はこちらです。

 

 

(引用ここから)

 

日中の9~18時までの時間帯であれば、30分程度の外出なら

つけっぱなしにしたほうが電力消費は抑えられる

 

(引用ここまで)

 

 

一方,外気温が下がる夜間はこまめにエアコンを切ったほうが

消費電力が少ないという結果が出ているそうです。

つけっぱなしにしなくても快適に過ごす我が家流のエアコン活用術

こういう実験結果が出たので,我が家では

 

・設定温度を28度以上にする

・扇風機を使って風を送り体感温度を下げる

・夜通しのエアコンの利用はしない

 

という落としどころを見つけて使っています。

 

 

もし,これから新しくエアコンを買うとか,買い替えるとかいう場合は

本体の値段をけちらず,冷やす能力が大きい機種を買った方がいいです。

 

なぜなら,本体の安さにかまけて冷却性能がギリギリ足りないものを買うと

部屋を冷やすためにいつも全開ガンガンで運転することになり,

結果として電気代が上がるからです。

 

 

うちも,12畳程度のリビングダイニングを冷やすために,冷暖房能力が

4.0kWhのちょっと大きめのエアコンを入れました。

 

おかげで,すぐに部屋全体が冷えますし,一度涼しくなったら

しょっちゅう止まってるんで,電気代がべらぼうに高くなることは

なくてすごく助かってます^^

 

 

あとは,電気代がどうしても気になるなら電気メーターを毎日チェックして

使用量を推定することがおススメです。

 

(私,もともと電気工学が専門なので,メータのチェックは毎日やってます)

 

 

余談ですが,マケドニアにある妻の実家にはエアコンが付いてません。

夏場は軽く40度を超えるため,エアコンなしで過ごすのは本当に大変!!

 

日本と違って湿度が低いのですが,それでも夏の暑さは尋常じゃないですね・・・。




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