自然豊か,でも経済はガタガタで大変な国マケドニア。
どの家にも必ずある設備といったら,
やっぱりオーブンですね。
電気オーブンもありますが(マケドニアの電圧は240V),
未だにまきオーブンも主流ですよ。
これは妻の実家のキッチンにあるオーブンです
↓↓
左上のつまみが付いているところからまきを入れます。
その下(銀色の四角いのがはめ込まれてるところ)で
空気の量を調整します。
さらに,そこを開けると灰がたまるケースがあるので,
定期的に取り出して灰を掃除しないといけません。
一番下の大きな引き出しは物入れで,
ここにまきをストックしておきます。
妻の家は3階建て。
その3階に住んでいましたから,
家の裏のガレージからまきを
運び上げるのに一苦労でした。
まきも2種類あって,火が付きやすいものと
長持ちするものを上手に組み合わせて燃やします。
キャンプファイヤーするときのように,
上手に空気の通り道を作るように
木をくべてあげないと火が付きません。
私も,最初何回か失敗して木のくべ方を覚えました^^
オーブンだけでなく,天板は鉄製なので
ここに鍋を置けば煮物もできます。
まきオーブンを使うときは,ここでご飯もたきますね。
(マケドニアには「炊飯器」というアイテムはない)
冬はマイナス15度とか,ひどいときはマイナス20度まで
気温が下がるので,ものを燃やして暖を取るのが一番!
あと,まきの方が電気代より安いので維持しやすい
っていう事情もあって,未だに活躍しています。
オーブンで作るマケドニア料理,すごくおいしいですよ!
日本にはここまで大きなオーブンがないので,
仕方なく小さなオーブンレンジでラザニアを
作ってもらっています(笑)。