最近の調査で分かったことなのですが,
母乳育児を選ぶお母さんが半数を超えたそうです。
確かに,母乳育児は大変な面もありますが,
赤ちゃんの免疫力を育むなど,さまざまな
メリットがあることが分かっています。
特に,初乳を飲ませることは赤ちゃんの健康増進に
とても役立つことが知られています。
初乳は,通常の母乳と違ってこい黄色をしています
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しかし,母乳育児をしたくてもできない人もいます。
この記事内の見出し
「母親失格なんじゃないだろうか」
母乳育児がうまくいかないと,自分を責めてしまうもの。
特に,お母さんが乳腺炎になってしまうと大変です。
こちらの記事で書いた哺乳瓶を紹介してくれた友人は
(別ウィンドウで開きます)
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乳腺炎は「出産よりつらかったー」と言っていました。
妻も,授乳しだしてしばらくは
「ナイフで突き刺されるような痛み」
に苦しんでいましたし。
そんなことも重なると,母乳育児をしたくても
できないことだってあります。
でも,母乳が出ないからといって,
母親失格と思う必要はまったくありません。
実は,私も妻も,赤ちゃんの時は粉ミルクで育ったんです。
私の母も義理の母も母乳が出なかったそうで,
粉ミルクを使うしかなかったんです。
もっというと,私には姉がいるのですが,
姉の時なんかはせっかく出た初乳を
捨てなければならなかったそうです。
(お医者さんの指示でそうなったらしい)
母はいまでもそのときの気持ちをよく覚えています。
私も妻も,産み育ててくれた母と父には今でも感謝しています。
ですから,母乳育児がうまくいかないからと言って
「自分はいいお母さんになれない・・・」
なんて思う必要はまったくありません。
もちろん,母乳のほうが粉ミルクに勝りますが,
粉ミルクが絶対悪とは言えません。
母乳がどうしても出ないときや,
お母さんが授乳できないときに使うのは
問題ないのではないでしょうか。
うちも,粉ミルクのストックはちゃんと買ってあります。
いざというときに役立ちますからね。
周りにいる人は何ができるか
母乳育児をしたくてもできなくて悩んでいるお母さんがいるとしたら,
周りにいる人は何ができるでしょうか。
一番深く悩んでいるのはお母さん自身なので,
話をよく聞いてあげることや,
母乳神話にこだわらなくてもいいことを
伝えるだけでも助けになれると思います。
何気ない「母乳がでなくてかわいそうね」などという言葉が
深く傷つける原因にもなるので,そういったネガティブな
ことを言うのは避けるのが賢明です。
粉ミルクを使って育児をする場合は,
当然ながら哺乳瓶を使いますよね。
となると,お母さん以外の人も保育にあずかるチャンスがあるわけです。
ご主人やご家族が積極的にアシストすれば,
お母さんも心身を休めることができます。
我が家は母乳育児をしていますが,哺乳瓶も使ってます。
搾乳器を使って,夜中の授乳の負担を軽くしているんです。
それについては,こちらの記事でまとめたので
よろしかったらどうぞ
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母乳育児をするときに役立つアイテム