ミノンの子育てブログ -Minon's Parenting Blog-

Blincam(ブリンカム)が届きました!レビューはいかに?

ブリンカムってご存知ですか?

 

 

2016年の夏に知ったこの製品。メガネのフレームに取り付けて,ウィンク(まばたきではありません)に反応してシャッターが切れる・・・というウェアラブルカメラです。

 

どんなきっかけだったか忘れましたが,この斬新なアイディアを形にするため,クラウドファインディングが行われていることを知りました。

 

 

ちょっと考えてから,「欲しい!これ!!」という気持ちが変わらなかったので,なけなしのお金をはたいて出資。

 

 

その後,2016年の年末には届く予定だったのですが,製品改良や生産工程の変更などなどなどにより,配送予定が2017年春になりました。さらにその後,2017年5月配送予定が6月に延期されたため,一部の出資者はキャンセルするなど,混乱もあったようです。

 

 

私はキャンセルするつもりはなかったので,遅延が発表されるたびに「残念だなー」と思いつつも,心待ちにしていました。

 

 

そして,2017年07月06日。

 

 

ブリンカムが届きました!しかも,予想を裏切る形で。

 

アマゾンの箱に入ってました

ちょうどその日,ブリンカムを制作した会社から「商品発送のお知らせ」メールを受け取っていました。

 

内心は「マクアケ(クラウドファインディングサイトの名前)で報告を読んでるから,発送されたことは知ってるよー」なんて思っていましたが,そのメールが届いたちょうどその日にクロネコヤマトさんがピンポンしてくれました。

 

ドアを開けてみると,注文した覚えのないアマゾンの箱を受け取りました。「これはもしや・・・」と思って箱を開けてみると・・・

 

 

おお,ブリンカムだ!!

 

 

というわけで,早速カメラ大好きの妻と一緒に撮影してみることに。

 

 

ちなみに,妻にはブリンカムが届くその日まで内緒にしてました・笑。ちょっとしたサプライズにしようと思って気長に待っていたんです。まさか,1年越しになるとは思っていませんでしたけどね。

ブリンカムのレビュー

さて,ここからいよいよ,ブリンカムのレビューです。

開封の儀

まず最初に開封の儀を。

 

 

ブリンカムは,カラフルなプラスチックの包装がされたメガネケースの中に入っていました

 

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包装を外してケースだけにしたところです

 

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メガネケースを開けると・・・ブリンカムが姿を現しました!!

 

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私が注文したのは「サイバーガン」デザインです。通常版より少し高かったのですが,妻へのプレゼントにするんだったら,やっぱりクールなデザインは譲れないでしょ!というわけでこれにしました。

 

 

ケースを開けて実物をみた瞬間の感想は

 

「うわ,思ってたよりちっちゃい!!」

 

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小さい上に軽いので,メガネのフレームに取り付けてもメガネがずり落ちることはほぼなさそうです。ただ,ゆるゆるのメガネにしているとちょっと厳しいかも。

メガネに取り付けるためのアタッチメント

ブリンカム本体の下には,充電用のUSBケーブル(色はホワイトでした)と,メガネに取り付ける時にサイズを選べるアタッチメントが入っていました

 

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アタッチメントは簡単に交換できるようになっています。ブリンカム本体にはあらかじめMサイズのアタッチメントが付いています。手持ちのメガネのフレームの太さに合わせて,SかLに交換可能です。

 

最適なアタッチメントを選べばいいのですが,フレームに上から引っ掛けるだけの単純な構造なので,クリップ式に改良されるといいんじゃないかなー。今の構造だと,ちょっと激しく動くとブリンカムがポイッて飛んでいく可能性もあります。

 

 

ブリンカム本体を手に取ってみました。やっぱり小さい

 

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ブリンカムの電源を入れてみた&充電方法

本体には丸いスイッチが付いています。そこを2秒押すと電源が入り切りできます。受け取った時も電源は入りましたが,ウィンクセンサの動きをiPhoneのアプリでチェックしたり,写真をアプリ経由で転送したりすると,勝手に電源が落ちてしまいました。

 

どうやら,電池の残量が不足しているようです。というわけで,しばし充電

 

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充電中はLEDが緑色にピカピカと点滅します。充電が終わるとLEDが消灯しますから,それまで待ちます。ちなみに,ブリンカム本体にはUSBケーブルは付属していますが,充電器は付属していません。手持ちのスマホ用充電器があればそれを使えます。私はモバイルバッテリ用の充電器につなぎました。

ウィンクで撮影してみよう!!・・・あれれ?

充電も終わり,よし!早速ブリンカムで撮影だ!!となりました。

 

メガネに取り付け,iPhoneにアプリをインストールし(App Storeで “blincam” と検索すると一発で出てきます),Bluetoothでペアリングをしたまではよかったのですが・・・

 

 

ウィンクしても,シャッターが切れない・・・

 

 

思っているタイミングで全然うまく写真が撮れなかったんです。というわけで,メールで案内されていたチュートリアルビデオを観ながら,ウィンクセンサの動きを調べました。

 

ブリンカム本体の後方部分にウィンクセンサが内蔵されているそうです。ここが顔の筋肉の動きをキャッチするとシャッターが切れる仕組み。ですから,普通のまばたきではまずシャッターが切れることはありません。

 

 

問題は,しっかりウィンクしているにもかかわらず,シャッターが切れないこと。

 

 

これを改善するためには,ブリンカム本体の位置がとっても重要になってきます。実際にやってみて分かったのですが,ブリンカム本体をメガネのフレーム上で前後にスライドさせると,ウィンクセンサが反応しやすいポイントが見つかるんです。そこにうまくはまると,ほぼ100%の率でウィンクに反応し,撮影してくれます。

 

それを見つけられるかどうかは,使っているメガネと顔の輪郭の距離,筋肉の動く量,アタッチメントがどれだけメガネにフィットしているかなど,いくつかの条件に大きく左右されること分かりました。

 

それと,ブリンカムアプリ内には「センサテスト」という項目があります。そこを起動すると,ブリンカムが拾っているセンサ信号がリアルタイムで表示されます。筋肉の動きをセンサがうまく拾えるようにウィンクの練習をしつつ,自分にとってベストなブリンカムのセット位置を探すんです。

 

 

これは,うまく文字で伝えられないですねー。なんというか,「天空の城ラピュタ」の中(タイガーモス号の見張り台をタコにして飛ばすシーン)でドーラがパズーに言った一言「操縦は体で覚えるんだ!」みたいな感じです・笑。

 

 

そんなわけで,アプリを使いながら試行錯誤した末,なんとなくですが撮影のコツが分かってきました。そこまでは良かったのですが,次に新たな問題が・・・

思っている構図で撮影できない!!

ブリンカムは,メガネの右側に取り付ける前提で設計されています。ですから,撮影すると構図が目線とは少し違うだろう・・・ということは予想していました。

 

でも,実際に撮影してみると,予想以上に目線より右にずれています。自分が見ている景色と同じものを撮影しようとすると,絶妙な角度で頭をひねらないといけません。

 

 

加えて,アタッチメントがクリップ式ではないため,ブリンカム本体がいつのまにかベストポジションからずれてしまうことがあります。こうなると,思っている時にはシャッターが切れず,ウィンクをしていないのに勝手に撮影されてしまうことがよくあります。

 

 

うーむ。惜しい。

 

 

ブリンカムを使った写真の構図については,もう少し使い込まないといけません。これも,練習すればどうにかカバーできる範囲のことではあります。

 

しかし,さらに予想していなかった事態に遭遇しました・・・

光が画質を大きく左右する!!

もともと,ブリンカムは暗いところでの撮影には不向きです。ですから,ある程度の光が確保できる場所での撮影が必須です。

 

 

夜の室内では,照明が暗いと不鮮明な写真しか撮影できません。これは仕方のないことですね。

 

じゃあ,屋外であれば心配ないだろう・・・と思って,外で試し撮りすることに。

 

ちょうど太陽も出てるし,いい天気だから綺麗な写真が撮れるだろう!と期待に胸を膨らませて撮影してみましたが・・・

 

 

意外にも,光が明るすぎて白とびしたり

 

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昔の「写ルンです」みたいに,どこにでもピントが合っているかのような写真が撮れるはずなのに,なぜか不鮮明になっていたり

 

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思いの外「ブリンカムって,こんなに画質がよくないものなの?」という印象を受けました。

 

 

もともと,画素数もそんなに多くはありません(といっても,アプリ上では5Mサイズに変更できます)。実際、マクアケで公開されていた写真も,そんなに鮮やか・・・というわけではありませんでしたから,まあまあこんなもんでしょうと思って,高望みはしていないつもりでした。

 

妻なんかはiPhoneと比べてショックを受けていましたが,それはさすがにかわいそうだよと言いました・笑。

 

 

どうやら,画質(特にコントラスト)については,まだまだ改良の余地がありそうですね。

ブリンカムのレビューをまとめると・・・

そんなわけで,初期型ブリンカムを使ってみた感じは「クセが強いけど,うまく調教すれば面白く遊べるウェアラブルカメラ。まだまだ伸び代だらけの名アイディア機!!」といったところです。

 

今後の改善に期待したいですね!!

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