妊娠すると,食欲が様々に変化しますね。
この変化は,妊娠して間もないころにも出ます。
特定の食べ物を今すぐ食べたい!!
という欲求が繰り返し出てくることもあります。
我が家の場合は,リンゴやバナナなどのフルーツを
たくさん食べたがることもあれば,ティラミスや
ピザを欲しがったことも。
ついでにいうと,妻の場合は妊娠の超初期から食欲の変化
だけでなく「嗅覚」が敏感になりました。
しかし,どんなに食欲が変わっても,ファーストフードや
インスタント食品を摂るのは避けるのが賢明です。
アイスクリームやプリンなど,砂糖がたくさん含まれる食品も
控えた方がいいとされています(糖尿病の引き金になりやすい)。
食欲が変化しても,食べる量を極端に変える必要はありません。
「二人分食べないとだめ」と考える人もいるようですが,
そんなことはありません。
妊娠の時期に応じて,下の量を参考に少しずつ増やしていけば
OKだそうです。
妊娠初期(~4か月まで)は,妊娠前と同じ量を食べる。
妊娠中期(5~7か月の間)は,普段の食事プラス300カロリー。
妊娠後期(8~10か月の間)は,普段の食事プラス500カロリー。
※双子を妊娠している場合は,300×2=600カロリー,
500×2=1,000カロリーを摂取するとよいでしょう。
300カロリーは,アーモンドを半カップ食べるだけで摂取できます。
または,大きめのリンゴ1つに,小さじ2のピーナッツバターを
かけて食べるだけでもOKです。
成人女性の場合,一日の必要カロリーは
2,000カロリーと言われています。
(あくまで平均で,体質によって変化します)
プラス300とか500カロリーは,二人前には
ならないことが分かりますね。
数字だけを気にする必要はありませんが,食欲に合わせて
食べるものを選び,赤ちゃんの発育によい影響を及ぼす
ものを摂り入れるよう気をつけたいですね。
そのため,我が家ではインスタントラーメンや炭酸飲料を
一切カットしています。
実はこれ,ダイエットにもつながるんですよ。
(実際,妻はインスタント食品や糖分をふさわしく制限
することで10キロやせることに成功しました)
妊娠中はつわりも出てきますから,食べ物を選ぶのも大変です。
フルーツやナッツ類は,母体にも赤ちゃんにも良い食品なので
これらを摂り入れるのも一つの手ですよ。