妊娠に伴い,体重が増えるのはごくごく自然なことです。
しかし,赤ちゃんの発育だけが体重の増加に
影響するわけではありません。
妊娠中は食欲が大きく変化しますから,
気をつけていないと予想以上に体重が
増えるケースがあるんです。
(妻の祖母は,妊娠中にとにかく食べ続けた結果
体重が20キロ増えたそうです)
この記事内の見出し
体重が増えすぎると出産のリスクが高まる
毎回の妊婦検診では,必ず体重測定がなされます。
これを見て,ドクターは必要な指導をしてくれるんですね。
体重が急激に増えすぎると,難産につながることがあります。
例えば,食事にまったく気を遣わず体重が増えすぎると
糖尿病になるリスクが高まります。
そうなると,自然分娩ではなく帝王切開による
出産をしなければならなくなることがあるんです。
これを避けるため,妊娠中の体重増加を上手に
コントロールする方法をまとめてみました。
もちろん,我が家でも実践しています。
少しずつの量を,一日数回に分けて食べる
標準的な体重なら,日々の必要栄養に加えて300カロリーを
足すだけでOKです。
妊娠後期になってくると,プラス500カロリーで十分。
300とか500カロリーとかって,食事の間
(例えばランチとディナーの間とか)にリンゴや
アーモンドなどの果物・豆類を食べるだけで
摂れる栄養量なんです。
健康的な食事に加え,フルーツやナッツの間食を
足すと,必要な栄養が補給されます。
チップス類やお菓子を間食していると,不必要な
脂肪分や糖分を摂取することになりますのでご注意を。
体重増加を上手にコントロールする食事
プロテイン・食物繊維・健康的な脂肪分を含む食べ物を
優先して食べましょう。
例えば・・・
・ほうれん草入りのスクランブルエッグ
・アボカドパン(アボカドペーストをパンに塗って食べる)
・リンゴ&小さじ2杯のピーナッツバター
・ヨーグルト&はちみつ・果物(イチゴやバナナやナッツ)
※果物は必ず新鮮なものを準備し,ひと手間かけて食べましょう。
出来合いのフルーツヨーグルトは,砂糖を大量に含んでいます。
・水分補給を忘れない
※体質によって摂取できる水の量は違いますが,妊娠前よりも
補給量を増やす必要があるのは間違いないです。
これらのアイディアは,妊娠していなくても使えます。
ダイエットにもつながる方法なので,ぜひ試してみてくださいね。
大切なのは,ヘルシーな食べ物を必要なだけ食べること
スリムさをキープしようとして無理に食べる量を
制限するのは,赤ちゃんの発育にマイナスです。
また,ファーストフードやインスタント食品を
食べ続けるのも勧められていません。
野菜や果物はたくさん食べても問題ありませんが,
ジャンキーな食べ物は極力避けるのが無難です。
できるなら,この機会にジャンクフードを
卒業してしまいましょう。
ピザやフライドポテトがどうしても食べたいなら,
冷凍食品を避け,サラダを先に食べてお腹を
満たしておきましょう。
そうすれば,自然と食べる量を減らせます。
アイスクリームがどうしても食べたい場合は,
アイスを食べる前にフルーツを食べましょう。
これから妊活を考えているなら
これから妊活をしようという場合は,体重管理が
とても大切になってきます。
なぜなら,標準的な体重(やせすぎも太りすぎもしない)なら
妊娠と出産のリスクを下げることにつながるからです。
美容目的のダイエットではなく,健康目的のダイエットを
するようにしてください。
方法はいたってシンプルです。
上に書いた通り,野菜・果物を積極的に摂り入れ,
インスタント食品やファーストフードを減らすんです。
最初はきついかもしれませんが,無理な食事抜きの
ダイエットや過酷な運動をするよりもずっと楽です。
食生活の改善が,健康的なダイエットを続け,
妊活にも役立ちますよ。