ミノンの子育てブログ -Minon's Parenting Blog-

妊娠と電磁波対策

OpenClipart-Vectors / Pixabay

ベネッセの「たまひよ」に投稿されている質問を読んでいたら

「電磁波が赤ちゃんに及ぼす影響が心配です」という投稿を見つけました。

 

私はもともと電気工学を専攻していたので,電気と磁気についての知識は

学生の時にさんざん勉強しました。

 

現在,妻は妊娠9ヶ月なので,もちろん我が家でも電磁波対策をしています。

それも,現実的にお手軽な範囲で。

 

今回はその方法をまとめてみます。

 

そもそも電磁波とは

目に見えず,音もないので正体がつかみにくいと感じる人が多い「電磁波」。

 

ピカチュウが繰り出す技の名前でもあったような気がしますが(笑)

「電磁波」とは「電気と磁気が空間を伝わる波」のこと。

 

見方を変えると,私たちが見る光も放射線も「電磁波」なんです。

(1秒間当たりの波の数=周波数の違い)

 

 

電磁波はどんなところで使われてるかっていうと

 

・携帯電話

・テレビ

・ラジオ

・Wi-Fi

・電子レンジ

 

こういわれたら,すぐにピンと来るんじゃないでしょうか。

 

 

「電磁波」という漢字が表しているとおり,電磁波は「電気」の要素と

「磁気」の要素に分けて考えることができます。

 

「電気」の要素は空間に影響を及ぼすため,電気工学では「電界」と呼び,

「磁気」の要素のことを「磁界」と呼んでいます。

 

 

つまり,電磁波対策は「電界」をどうにかすることと「磁界」をどうにかする

こととの2つに分けて考えるんです。

 

 

これ,すごーく大事なことなので,ぜひ覚えておいてください。

あとでまた詳しく出てきます。

電磁波って体に影響あるの?

電磁波がどのような影響を体に及ぼすのか?

 

これについては,はっきりしたことを言えないのが現状です。

 

よく「携帯電話を使っていると脳腫瘍になる」とかいう話がありますが

「なる」とも「ならない」とも言い切れない・・・とされています。

 

 

ではどうするか?

 

 

我が家では「できる範囲での電磁波対策」を続けています。

 

電磁波を完全にシャットアウトすることは現実的に不可能ですし,

本当に電波がないところに行きたいなら,ど田舎の携帯すら届かないところへ

引っ越して隠遁生活をするしかありません。

 

電磁波の影響をなるべく受けないような環境を作っておけば

単純にリスクが減らせますし,仮に体への影響がなかったとしても

対策すること自体に損はないわけですからね。

我が家で実践しているお手軽電磁波対策

先ほど

 

【電磁波対策は「電界」をどうにかすることと「磁界」をどうにかする

こととの2つに分けて考えるんです】

 

と書きました。

 

 

これがまさに,電磁波対策のキモなんです!

 

 

誰でもできる電磁波対策は・・・

 

・電気製品をアース端子につなぐ

 

・強い磁界を発生させるものとは距離を置く

 

この2つだけです。

 

 

どうです?拍子抜けするくらい簡単でしょ?

電気製品をアース端子につなぐ意味

電気製品をアース端子につなぐと「電界」をほぼ0にすることができます。

 

例えば,パソコンをアース端子につなぐと,体にかかる電気的な負担が

ぐっと減らせるので,人によっては目の疲れの改善を感じることもあります。

 

我が家のノートパソコンは,電源コードにアース端子が付いていないタイプです。

だから,こんなアイテムを使ってUSB端子経由でアースにつないでいます

 

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最近の住宅は,コンセントにアース端子が付いているところが増えていますから,

エルマクリーンを使わなくてもアースにつなぎやすくなっています。

 

しかし,我が家も含めてコンセントにアース端子が付いてないっていう家は

まだまだたくさんあります。

 

そんなとき,コンセントから簡単にアースを取れるのがエルマクリーンです。

 

 

あと,電気製品をアースにつなぐと「火災防止」にもなるんですよ。

 

電界があるところには,ゴミやほこりが吸い寄せられるんです。

アースを取ってしまえば,ゴミやほこりを吸い寄せる力がなくなるので

コンセントがショートして発火する・・・なんてことはなくなります。

 

これだけでも,対策をする価値があると思いますよ。

強い磁界を発生させるものと距離を置く意味

「電界」はアースをつなぐだけで解決できますが,「磁界」はアースをつないでもなくなりません。

 

「磁界の強さは距離の2乗に反比例する」ということが電気工学で

分かっているので,早い話が磁界の発生源から離れてりゃいいんです。

 

 

家の中での磁界の発生源といえば,電子レンジやIHヒーターですね。

 

 

私は磁界の強さを測れるガウスメーターっていうのを持っているんですが

電子レンジのすぐ近くでは30ミリガウスくらいの磁界が平気で出てます。

 

磁界の強さはどれくらいだったら危険かというと

「家の中が10ミリガウスをいつも超えるようなら引っ越しなさい」

と警告する専門家もいるほどです。

 

 

ですから,30ミリガウスってのはものすごく強力な磁界です。

 

 

幸い,電子レンジは24時間動いているわけじゃありませんから,

レンジでチンしている間だけそばにいなきゃいいんです。

 

そうですね,2メートルも離れていれば十分でしょう。

 

 

IHヒーターですが,こちらも調理中は軽く30ミリガウスくらい出ます。

 

で,妊婦さんの場合はお腹がIHヒーターに近くなり,そこにちょうど

赤ちゃんがいるので,できるなら使うのを控えたいところ。

 

しかし,IHヒーターも24時間使っているわけではありませんし,

料理中もできるだけお腹をヒーターから離すよう努力すれば

何もしないよりましですね。

 

 

電気のことが分からなくても,電磁波対策って簡単にできます。

 

電気製品をアース端子につなぐこと。

強い磁気を出すものからは離れること。

 

この2つを実践するだけで立派な対策になりますよ。

 

 

「でも,携帯の電磁波やWi-Fiの電磁波対策ってできないの?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

これについては,次の記事をお読みください

妊婦さん必見!携帯の電磁波やWi-Fiの電磁波対策

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