毎年,冬になると流行するインフルエンザ。
妊娠中の方は,なおさら気をつけないといけません。
なぜなら,妊娠中は免疫力がどうしても下がっているため,
病気にかかりやすくなっているからです。
さらに,風邪やインフルエンザにかかってしまうと,
肺炎になってしまうこともあるので要注意。
赤ちゃんにとっても大変です。
インフルエンザにより,発育不全や早産につながる
ケースもあるからです。
もちろん,インフルエンザにかかったからといって
こうした重大な問題が必ず起きるわけではありません。
それでも,予防するに越したことはありませんよね。
高熱にうなされるのもいやですし。
インフルエンザの予防法
一番の予防法は,感染経路をできるだけ絶つことです。
役立つポイントを書き出してみました。
・毎日,こまめに手を洗う
・咳をするときやくしゃみをするときは,手で口を覆わず
ハンカチを使う
・ドアノブや冷蔵庫の取っ手,電話など,日常的に手を触れる
ところを消毒する
・十分な水分補給をする
それでもインフルエンザにかかってしまったら?
万が一,妊娠中にインフルエンザにかかってしまった場合は,
かかりつけのお医者さんにまず相談しましょう。
それから,病院に行くかどうか決めるのが知恵の道です。
場合によっては,アセトアミノフェン系の薬を飲むことで
療養できるかもしれません。
インフルエンザは,回復してからも1週間程度は他人に
感染する可能性があります。
ですから,人がたくさん集まるところを極力避け,
感染経路に身を置かないようにしましょう。