イクメンっていう言葉が使われるようになって何年も経ちます。
実際に子育てしていると,何かにつけて「イクメンですね!」なんていわれる機会があります。
今日,妻と娘と3人で買い物に行っていた時のことです。ショッピングモールへ行ったのですが,そこで店員さんに「お父さんが抱っこして,イクメンですね~」って言われたんですよ。素直にねぎらいの言葉として受け取ればいいのですが,何かこう複雑なんですよね。
だって,自分の子供だから妻と協力して育てるのは当たり前で,別に名前を付けられるようなほどのことじゃないと思うんです。それに,育児休暇を取ってつきっきりで子育てしてるわけじゃないし・・・。
赤ちゃんを育てるのは,単にミルクをあげたり,おむつを変えたり,散歩に連れて行ったりするだけじゃありません。私は,親が子供に与えられる最高のものは「モノ」じゃなくて「教育」だと思っていますから,まずは言葉を教えることからスタートしています。せっかく生まれてきてくれたのだから,できる限りベストな人生を送ってもらいたい。そう思うのが親心じゃないでしょうかね。
ただ,教育には時間がかかりますし,辛抱も犠牲も必要です。自分のことは後回しになりますし,時には(しょっちゅう?)くたくたに疲れ切ってしまうものです。先週なんかは,夫婦そろって夜8時30分ごろには爆睡してしまいました・笑。
今はもう,娘が寝てしまったのでこうしてブログを書いていますが・笑,毎朝6時前に娘が起きてからは,一緒に遊んだり,話しかけたり,バナナやヨーグルトを食べさせたり,爆発したおむつを交換したり・・・そりゃーもう,やることがたくさんあります。
これを一人でこなしているお母さんは,ほんっとに素晴らしいですし,褒められるべきです。私,街中で子供を何人も引き連れてるお母さんを見るたびに「すげーーー」って心底尊敬してますもん。
ママなんだから,赤ちゃんの面倒を見るのは当たり前って思われてしまいがち。でも,パパだって,身体面のお世話だけでなく,教育面で子育てをリードしていくのが当たり前ですよね。
子育てプラス,自分たちのごはんのことも考えないといけませんから,毎日の献立を考えるのだって結構大変な家事だったりします。
我が家でも,これが毎日の課題です。「今日何食べたい?」「なんかおいしいの」みたいな会話が繰り返される毎日です・笑。
男性には「イクメン」っていう言葉があって,女性にはどうして「イクママ」っていう言葉がないんでしょう。不思議です。
夫婦そろって育児をするのが当たり前なので,もっとイクママ方の見えない努力がねぎらわれてしかるべきだと,個人的には思ってます。とりあえず,我が家は結婚記念日が近いこともあって,妻の努力をねぎらうためになにかサプライズをしなきゃ・・・と思っている今日このごろです。